歯周病の治療について

従来の歯周病の治療方法

従来の歯周病の治療方法では、ブラッシング指導や歯石の除去(スケーリング)、必要があれば歯周外科手術を行ないます。

主に保険診療で受けられる歯周外科手術は、歯周ポケットを切り取り、歯根を露出させる事で歯周ポケットを浅くし、歯周病菌の住みかを少なくしようというものです。これにより、歯周ポケットの歯磨きは容易になり、炎症も治まりますが、歯の根が見えてしまって醜くなる。知覚過敏になって凍みるようになるという欠点がありました。

理想的な歯周病の外科手術とは?

歯周病の進行度合いによっては自費治療の外科手術により治る場合があります。その代表的な治療法がエムドゲイン療法です。

エムドゲイン治療ともいいますが、要するにエムドゲインと呼ばれる薬を歯周病によって破壊された歯周組織に外科的に塗布する方法です。従来の方法は失った骨の位置に歯肉を切り取っていくのですが、エムドゲイン療法は、歯肉の位置に骨などを作り出すと考えれば分かりやすいと思います。

エムドゲイン療法とは?

エムドゲインは、スウェーデンのビオラ社で開発された新しい歯周組織再生誘導材料です。その主成分は、子供の頃、歯がはえてくるときに重要な働きをするタンパク質の一種です。歯周外科手術の際に、エムドゲインを塗布することにより、歯の発生過程に似た環境を再現します。こうして、初めて歯が生えたときと同じような強固な付着機能をもつ歯周組織の再生を可能にしました。

エムドゲイン療法の説明

エムドゲインは歯周病をこのように治します

エムドゲイン療法により歯周病は治りました

歯周病の再発を予防するために

歯周病は、歯周病菌という細菌の感染症です。家族間でも感染することがありますので、再感染には気をつけてください。できれば、家族そろっての歯周病治療がおすすめです。

また、毎日の歯みがきや歯科医院での定期検診でPMTCと歯周病のチェックを受けて、お口の中を清潔に保つようにしてください。